防犯カメラについて

防犯カメラ

防犯カメラは、「犯罪行為の抑止」と「犯罪行為の証拠の記録」などの役割があります。
もちろん、家庭以外でもコンビニや公共施設、会社などでも良く見かけるようになりました。

最近では、空き巣などからの防犯だけではなく勤め先などから子供を見守るためだったり、
ペットの様子を見たりと防犯カメラも多様化してきました。

防犯カメラを制御する防犯カメラシステム

防犯カメラだけでは、もちろん機能しません。
目的にもよりますが、カメラからケーブルなどを通じ、モニタや記録などできる防犯カメラシステムが必要になります。

防犯カメラは人の目では行き届かない場所での人の在否や動作を確実にとらえ、犯罪の抑止と犯罪発生時には状況の撮影と記録により捜査証拠の確保にも有効です。

一般的にはカメラでとらえた映像を同軸ケーブルで接続し記録装置で記録すると同時にモニタで監視するものであり、クローズドサーキットTV(CCTV)と呼ばれています。

防犯カメラシステムの基本構成について

防犯カメラシステムの基本構成の一般的な構成について説明します。

撮像部(カメラ)で撮った映像を伝送部(同軸ケーブル)で映像処理部に送り処理をし、記録再生部で記録するとともに表示部(モニタ)に映像を表示する構成です。

防犯カメラシステムには監視領域に合わせさまざまな構成がありますが、 代表的な構成を以下にご紹介いたします。

1.カメラ1台のモニタシステム
カメラ1台とモニタを同軸で結び監視するだけの基本的なシステムです。

2.カメラ1台で映像を記録するシステム

3.分散防犯システム
カメラで撮影して映像を映像分配器で分配し、数ヶ所でモニタするシステムです

4.小規模集中防犯システム
10台以下のカメラを映像処理装置で処理し1台の記録装置で記録するシステムで、小規模店舗等で多く使用されています。映像処理装置には多くのカメラを1台のモニタに同時に表示する映像分割表示機能付きのものが多い。

5.遠隔防犯システム
遠隔防犯システムでは撮影現場で捉えた映像や、記録された映像を離れた場所より電話回線などを通して見るようにしたもので、デジタル変換した映像を圧縮して電話回線やインターネット網で送り、遠く離れた所でアナログに戻して見たり、パソコンを利用して監視したりできるようにしたものです。