家庭用耐火金庫の廃棄処分
いらなくなった家庭用耐火金庫の処分の方法で困っていませんか?
ここでは、家庭用耐火金庫の廃棄処分の仕方について解説しています。
これから購入をお考えの方も、廃棄処分について知っておくことが大切です。
家庭用耐火金庫は、一見、いつまでも使用できそうですが、実は寿命があります。
耐火金庫の耐火の仕組みは、火災によって温度が上昇した時に
耐火材に含まれている水分が気化することで、温度を下げるというものです。
そのため、耐火材に含まれている水分がなくなってしまうと、
耐火金庫は火災に対して本来の働きをしなくなります。
金庫の廃棄処分の仕方
耐火金庫の買い替えの際に避けて通れないのが、古い耐火金庫の処分です。
耐火金庫は、通常の粗大ゴミや燃えないゴミとして廃棄することができません。
廃棄の際は、
1、ご購入された販売業者に問い合わせる。
2、近くに処分業者がない場合、検索エンジンなどで探す。
「耐火金庫 処分」「耐火金庫 廃棄」などのキーワードで検索して専門の廃棄業者に
問い合わせるといいでしょう。
廃棄についてはほとんどの場合、有料となりますので、ご注意ください。
金庫の寿命、買い替え時期について
意外と知られていませんが、金庫には寿命があります。
耐火金庫は、耐火材が火事の熱に反応して水分を放出し、
その気化熱で庫内温度を下げる仕組みになっています。
しかし、実は常温でも水分は少しずつ放出される為、徐々に性能が低下していき、
およそ20年で寿命を迎えます。
日セフ連でも製造後20年とされています。
それ以降は、災害時に十分な効果を発揮することは出来ません。
買い替えのタイミングに注意が必要です。
一度も火災を経験したことがない耐火金庫でも、
長期間使用することで、耐火材に含まれる水分は気化してしまいます。
したがって、製造後20年経過した耐火金庫は、
本来の性能を発揮できない危険があるので買い替えを検討した方がいいでしょう。